最終更新日:2025年6月28日(担当: vodadmin)
※本記事はプロモーションを含みます
「SVOD」「TVOD」「AVOD」──聞いたことはあるけれど、きちんと説明できる自信はありますか?
本記事では、動画配信サービス(VOD)の仕組みを、初めての方にもわかりやすく解説します。
それぞれの違いを知っておくことで、あなたに合ったサービスの選び方や、サブスクの見直しにも役立つはずです。
そもそもVODとは?
定義と基本的な特徴
VODとは「Video On Demand(ビデオ・オン・デマンド)」の略で、観たいときに好きな動画を楽しめる配信形式のことです。
代表的なサービスには、Netflix、U-NEXT、ABEMA、DMM TV、Amazonプライム・ビデオなどがあります。
VODの種類は3つある|SVOD・TVOD・AVODの違い
それぞれのビジネスモデルを理解しよう
たとえば、「毎日アニメやドラマを流している人」はSVOD型が合っていますし、「映画だけ週末に1本観たい人」にはTVODが効率的です。「とにかく無料で情報番組だけ観たい」という場合はAVODがおすすめです。
VODは、その提供モデルによって以下の3種類に分けられます。
1. SVOD(Subscription Video On Demand)
いわゆる月額定額制で、見放題となるモデルです。
- 例:Netflix、U-NEXT、DMM TV、Hulu
- 毎月一定額を支払い、対象作品を自由に視聴できる
- 作品数が豊富で、コスパ重視の方に人気
2. TVOD(Transactional Video On Demand)
1作品ごとに課金されるレンタル・購入型のモデルです。
- 例:Amazonプライム・ビデオのレンタル作品、TSUTAYA TV
- 「1本だけ観たい」場合に向いている
3. AVOD(Advertising Video On Demand)
広告を視聴することで、コンテンツが無料で楽しめる広告型のモデルです。
- 例:TVer、GYAO!(旧)、ABEMAの無料番組
- お金をかけずに手軽に楽しみたい人にぴったり
複数の仕組みを採用しているサービスも多い
ハイブリッド型VODに注目
最近では、ひとつのアプリで「月額課金」と「都度課金」「広告視聴」が選べるなど、視聴スタイルに応じたカスタマイズも進んでいます。
実際には、1つのVODサービスが複数の仕組みを併用していることも多いです。
たとえばU-NEXTは、SVOD(月額制)+TVOD(都度課金)のハイブリッド型。
またABEMAは、AVOD(無料)+SVOD(プレミアム会員)の併用型です。
どの仕組みが自分に合っている?
目的に応じて賢く選ぼう
簡単に選び方の目安をまとめると:
- SVOD:毎日何かしら観たい人向け
- TVOD:気になる作品だけ観たいライト層向け
- AVOD:まず無料で楽しみたい人向け
複数のVODを使い分けるなら、SVOD+AVODのように用途で組み合わせるのがおすすめです。
どれを選べばいいか迷う方は、サブスクの選び方ガイドや、初めてのVOD体験記事も参考になります。
VODの仕組みはどう進化してきたのか?
時代とともに変わる視聴モデル
さらに今後は「見た分だけ課金」や「AIが最適なプランを提示する」ような新モデルも登場する可能性があります。
もともとはTVOD(都度課金型)が主流でしたが、Netflixの登場によってSVOD(定額見放題)が加速的に広まりました。
さらに近年では、広告モデル(AVOD)の充実も進み、無料での視聴体験も一般化しています。
海外と日本でVODの仕組みは違う?
文化によって好まれるスタイルが異なる
アメリカや韓国などでは、AVOD型(広告付き)の比重が高く、無料視聴文化が根付いています。
一方、日本では「月額を払って安心して観る」というSVODへの信頼感が強く、U-NEXTやHuluなどが安定した人気を保っています。
また、VODをすべて解約して見直した体験談も参考になります。こちらの記事で紹介しています。
まとめ|仕組みを知れば、もっと納得して選べる
自分に合った視聴スタイルを見つけよう
VODの収益モデルや仕組みを知っておくことで、「なんとなく契約していたサブスク」を見直すきっかけになります。
SVOD・TVOD・AVOD──それぞれの特徴を理解して、あなたにぴったりの“1本”を選べるようにしましょう。
動画視聴が、もっと楽しく、もっと自分らしいものになりますように。
まずは、あなたの視聴習慣を振り返り、「どの仕組みに近いか」から見直してみましょう。