最終更新日:2025年8月6日(担当: vodadmin)
ChatGPTに“今の気分”でアニメを選ばせてみたら…意外な結果に驚いた
「気分に合わせてアニメを選びたい」——でも、どれが自分に合ってるか分からない。そんなとき、ChatGPTに“今の気分”を伝えて、おすすめアニメを教えてもらうという実験をしてみました。
返ってきた答えは、ちょっと意外で、でも妙に納得できるものばかり。その理由も含めて、AIの“気分別アニメ選び”を深掘りします。
気分別おすすめアニメTOP3
泣きたい夜に観たい作品

- ヴァイオレット・エヴァーガーデン(Netflix)
→ 手紙を書くという行為を通じて、人の感情の繊細な部分が浮き彫りになる物語。感情をうまく表現できない少女が、他者の想いを知ることで涙が流れるようになる——その過程を見て、自然とこちらの心も揺さぶられます。 - あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(DMM TV)
→ 幼なじみたちの再会と、亡くなった少女との絆を描く感動作。終盤にかけての展開は予想以上に胸に迫り、言葉にならない涙があふれました。「泣くために観る」アニメの代表格ともいえます。 - CLANNAD ~AFTER STORY~(U-NEXT)
→ 青春の甘酸っぱさから、家族と人生の重みへと物語が変化していく過程が圧巻。日常のかけがえのなさ、そして失うことの苦しさを真正面から描いており、「泣きたい夜」にはもってこいの作品です。
もっと気分に寄り添ったアニメを探したい方は、こちらの記事も参考にどうぞ。
▶ 【気分別】心が動く“共感アニメ”5選|泣く・笑う・叫ぶ…感情で観る名作たち
元気になりたい日に観たい作品
- 僕のヒーローアカデミア(ABEMA)
→ ヒーローに憧れながらも何の能力も持たない主人公が、努力と意志で立ち向かっていく姿に勇気をもらえます。「今、自分も頑張ってみよう」と背中を押してくれる王道の熱血アニメです。 - 銀魂(DMM TV)
→ ギャグとシリアスを自在に行き来する唯一無二の世界観。テンポの良い会話劇とハチャメチャな展開で、笑って泣けてスカッとする。元気が出ないときにこそ観たい、精神安定剤的作品。 - ゆるキャン△(Amazon Prime Video)
→ 派手な展開はないけれど、静かに気持ちを整えてくれるアウトドア系アニメ。大自然とキャンプの空気感が心地よく、疲れた心にそっと寄り添ってくれる存在です。「元気になりたい=笑う」だけじゃない、癒やし系アニメの代表格。
AIと人間で「泣ける」の定義は違う?
面白かったのは、「泣ける作品」として『CLANNAD』や『あの花』が挙がった一方で、人間の感覚では“感動系”というより“静かな余韻系”をAIが選んでいた点です。
人間は「共感」や「自己投影」で涙を流すことが多い一方、ChatGPTは物語の構成・感情曲線・ユーザーレビュー・ジャンル分析などをもとに、論理的に「泣ける要素」を判断しているようでした。
そのため、意外と「自分じゃ選ばないけど、観てよかった」作品と出会える確率が高く、“AIらしさ”が逆に面白さにつながっていました。
気分で選ぶことの意味と効果
筆者も今回の6作品のうち、あらためて4本を視聴してみました。「今の気分とズレてるかも」と思ったものも、観終わったあとには「これはこれで合ってたのかも」と納得できる場面が多くありました。
とくに『ゆるキャン△』は、元気を出すというより“気分を整える”という表現がしっくりきました。自分の状態に気づくきっかけとして、気分でアニメを選ぶことは意外に大きな意味を持つと感じました。
ちなみに、今回のアニメ提案に使用したプロンプトは「今、ちょっと疲れていて泣きたい気分なんだけど、何かおすすめのアニメある?」のように、具体的な“気分”を明示する形で行いました。抽象的な表現よりも、感情や状況を詳しく伝えたほうが、ChatGPTはより適切な提案を返してくれます。AIに気持ちを伝える=自分の状態を整理する行為にもなっていて、この実験は想像以上に“自己理解”に繋がる体験でした。
🧠 AIに選ばせることで、「こんな作品、自分じゃ絶対選ばなかった!」という発見があるのも魅力。気分別アニメ選びは、日常の小さな気晴らしとしてもおすすめです。
「あ、自分って今こういう気分なんだ」と気づけること、それこそがアニメ選び以上の価値なのかも。
▼ 他にも気分や感情に寄り添うアニメはこちら
まとめ|感情に寄り添う視聴体験を
ChatGPTで「気分に合ったアニメ」を選ばせてみる——それは、自分の感情と向き合う行為でもありました。
ランキングや評価ではなく、“そのときの自分”に寄り添った選び方が、視聴体験をより豊かにしてくれます。
「今日は泣きたい」「癒やされたい」「元気になりたい」——そんなとき、あなたもAIに相談してみてはいかがでしょうか。
そして気に入った作品があれば、ぜひ各VODで観てみてくださいね。