自分の分身AIが選んだ“今観るべきアニメ”が、あまりに的確すぎた件

ChatGPTとGeminiが分身AIとしてアニメを診断してくれる様子を描いたイメージ画像

最終更新日:2025年7月3日(担当: vodadmin

※本記事はプロモーションを含みます

分身AIに驚くまんぷくにゃんのイメージ
分身AIの診断結果に驚くまんぷくにゃん(イメージ)

🧠 はじめに|AIがアニメを“気分で”選んでくれる時代

🧑‍💻 分身AIはどうやって作ったの?

今回使ったのは、ChatGPT(GPT-4)とGoogle Geminiに、「自分の気分・好み・状況」を自然文で伝えるだけという方法。

具体的には、以下のようなプロンプトを入力して“分身”らしくカスタマイズしました:

「40代・アニメは日常系が好き。今は仕事が忙しくてちょっと疲れてる。
そんな自分が今観たら癒されるアニメを教えて。」

AIはこれを“あなたらしさ”と解釈して、ぴったりの作品をリストアップしてくれます。
まさに気分・属性・好み=分身のような対話型診断。

今回はこの“分身プロンプト”をChatGPTとGeminiの両方に投げて、その違いを比較してみました。

「今、どんなアニメが観たい?」と聞かれて、即答できますか?
最近は作品数も膨大で、どれを選べばいいか迷うこともしばしば。

そこで今回は、自分の“分身AI”にアニメを選ばせてみたら……
想像以上に的確すぎて驚いた話をお届けします。

しかも今回は、2つの人気AI、ChatGPTとGemini(旧Bard)に同じ質問をしてみました。
果たしてどんな違いが出たのか、気になる結果をご覧ください。

🧪 ChatGPTに「今の自分向けのアニメ」を聞いてみた

※以下は実際にChatGPT(GPT-4)とGeminiで生成された出力をもとに構成しています。

ChatGPTに以下のプロンプトを入力:

「今の気分が“ちょっと疲れ気味で、癒されたい”。
そんな私にぴったりのアニメを教えてください。」

出てきた回答はこうでした:

  • 『夏目友人帳』:やさしい空気感に癒される
  • 『ARIA』:音楽・背景・セリフすべてがリラックス仕様
  • 『日常』:何も考えずにクスッと笑える空気系ギャグ

▶ 解説:ChatGPTは心理状態とアニメの世界観をマッチングしてくれた印象。
キーワードから連想される“癒し系”の中でも、やや王道よりのセレクトでした。

🤖 Gemini(Google AI)にも聞いてみた

今度はGoogleのGeminiにも同じ質問を入力してみました。すると……

  • 『スーパーカブ』:静かな日常とバイクを通した成長
  • 『くまみこ』:人里離れた癒し×ギャグ
  • 『異世界食堂』:料理と人情にホッとする異世界アニメ

▶ 解説:Geminiの回答はジャンル横断型
「異世界」「日常」「地域密着」など、癒しの多様性に着目しているようでした。

⚖️ ChatGPT vs Gemini|どちらが“分身AI”に近かった?

筆者の感覚では、ChatGPTの方が「自分の好みを汲んでくれた」感覚が強かったです。
一方で、Geminiの提案は「視野を広げてくれた」印象。

どちらが優れているというより、

  • ChatGPT:共感・親しみ重視の“分身型AI”
  • Gemini:新発見をくれる“提案型AI”

と捉えるとわかりやすいかもしれません。

📌 分身AI×動画サブスクで“選択疲れ”から卒業?

🔍 ChatGPTはどうやって選んでいる?

ChatGPTは、プロンプトの中に含まれる感情やライフスタイルのキーワードを読み取り、そこに合う作品を提案してきます。

今回の例でいうと、「疲れている」「癒されたい」「日常系が好き」という情報から、
“静かでやさしい空気感”や“非戦闘系のアニメ”を優先して選定していることが見てとれます。

まるで人間の友人のように、「今はあまり刺激的なのは見たくないんだろうな」と察してくれるのが、ChatGPTの魅力のひとつです。

🔍 Geminiは“広げる提案”に強い

一方、Geminiは感情に寄り添いつつも、そこから少し広げた視点でジャンルを横断してくる傾向があります。

「疲れている=癒し」だけではなく、「疲れていても没入できる」「別世界に浸ってリセットできる」といった方向性も含まれます。

そのため、「自分では選ばないけど観てみたら意外とハマった」という、新しい出会いのきっかけにもなりやすいのです。

💡 分身AIにうまく選ばせるためのポイント

AIに「自分らしい回答」を引き出してもらうためには、以下のような情報を含めてみると精度が上がります:

  • 年代・性別(例:30代男性/20代女性)
  • 今の気分・生活状況(例:残業続きで疲れてる/休日でのんびりしたい)
  • 作品の好み(例:バトル系は避けたい/日常アニメが好き)

こうした情報を1〜2行にまとめるだけでも、ChatGPTやGeminiが“あなたらしい”回答を出してくれる可能性が高まります。

実際に「おすすめアニメ診断」はいくつかのVODでも使われています。たとえば:

  • U-NEXT:ジャンル別おすすめ機能
  • DMM TV:AIおすすめ機能(ベータ版)
  • ※DMM TVのAIおすすめ機能は2025年7月現在ベータ版です。最新の対応状況は公式サイトをご確認ください。

  • ABEMA:興味カテゴリからのレコメンド

この診断結果をもとに、サブスクと連携させれば「何観よう問題」も解決しやすくなります。

🔗 関連リンクでアニメ選びの幅を広げよう

📝 まとめ|“選ばれる側”から“選ぶ側”へ

アニメ選びも、AIに任せる時代へ。
でも、「選ばせ方」こそが、実はいちばん大事なのかもしれません。

自分の気分や好みに向き合って、分身AIに正しく問いかける。
それだけで「今の自分にぴったりな作品」と、きっと出会えるはずです。

また、こうした“分身AI”の活用は、季節ごとの気分(夏の夜に観たい涼しげなアニメなど)や、
ジャンル別(スポーツ・グルメ・歴史アニメなど)にも応用可能です。
気分やタイミングに応じて診断内容を変えるだけで、新しい作品との出会いがもっと楽しくなります。

  • ▶ NOTE版|まんぷくにゃんが分身AIでアニメ診断してみたにゃ
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